広報文化イベント情報

令和3年12月1日

2021年・令和3年のイベント

タウンズビル125周年記念事業

   

  

    
 

10月11日、在オーストラリア日本国大使館、在ブリスベン総領事館、在ケアンズ領事事務所、ケアンズ日本人会共催で,タウンズビルにオーストラリア初の日本国領事館が設立されて、125周年となるのを記念するレセプションを開催しました。レセプションには、ヒル・タウンスビル市長をはじめ、トンプソン連邦議員、ナカタ・ジェームスクック大学教授等多くの方にご出席いただいたほか、タウンスビルの姉妹都市である山口県周南市と福島県いわき市からの両市長からもメッセージを頂戴しました。日本文化紹介として、生け花デモンストレーション、裏千家流茶道による茶道デモンストレーション、和太鼓や伝統的な日本の音楽の演奏も行いました。
 

タウンズビルにある旧日本領事館「カルディニア」への訪問

    

   
 
豪州初の日本国領事館がタウンスビルに設立されて今年で125年となります。当時日本国領事館であった建物「カルディニア」は、現在、トンノワ夫婦によって整備保全されております。増田智恵子・在ブリスベン総領事代理及び松田恒規・在ケアンズ領事事務所所長が「カルディニア」を訪問し、ポール・トンノワさんから、「カルディニア」について説明をうけました。トンノワ夫婦に心から感謝の意を表します。
 

当館館員の木曜島訪問

  
 
7月13日から14日かけて、増田首席領事はクイーンズランド州最北端トレス海峡に位置する木曜島を訪問しました。木曜島には、明治末から昭和初期にかけて、真珠貝採取に従事した日本人約700以上の日本人のお墓があります(そうした日本人の多くは和歌山県串本町の出身でした。)。2011年、木曜島のあるトレス行政区は和歌山県串本町と友好都市を結び、双方が豪州と日本を友好親善訪問する等の交流を行っています。
 

ブリスベンロアー所属の工藤壮人氏と檀崎竜孔氏による表敬訪問



5月26日、ブリスベンロアー所属の工藤壮人選手(元日本代表)と檀崎竜孔選手(コンサドーレ札幌からレンタル移籍)が田中一成総領事を表敬訪問しました。両選手から、日本を離れてサッカー選手として活躍されている様子が述べられ、また、総領事からは、日本の選手がクイーンズランド州で活躍されていることを大変嬉しく思っていると述べました。現在ブリスベンロアーはAリーグ5位ですが、工藤選手と檀崎選手が御活躍され、6位までのファイナルシリーズに進むよう、皆様で応援しましょう。
 

MLTAQ(クイーンズランド現代語教師協会)の日本語教育シンポジウム





5月1日、田中総領事は、MLTAQ(クイーンズランド現代語教師協会)が2年ぶりに対面で開催した2日間の日本語教育シンポジウムに出席し、開会を宣言しました。本シンポジウムには、正野圭治・国際交流基金シドニー日本文化センター所長も出席し、同センターの日本語講師2名による基調講演「What’s New in Japan?」が行われました。

また、翌日には、池坊華督である田中弘美総領事夫人が、同シンポジウムに参加する日本語教師を対象とするいけ花体験ワークショップを行いました。参加者は、日本の伝統文化を楽しみながら体験しました。

2日間のシンポジウムには、州内から約150名の日本語教師が集まり、日本語教授法や日本の文化に関する研修に積極的に参加すると共に、教員同士のネットワーキング構築にも有益となりました。
 

令和3年度 天皇誕生日祝賀レセプション


 


2月26日夕に、総領事公邸において天皇陛下の61回目の誕生日を祝賀するレセプションを開催しました。レセプションには、デ・ジャージー・クイーンズランド州総督ご夫妻をはじめとして、パラシェ州首相、シュリナー・ブリスベン市長、ランブルック州野党党首代理(影の高齢者・コミュニティー・障害者サービス大臣兼多文化・先住民大臣)の皆様にご出席いただきました。 会場では天皇皇后両陛下のお写真が掲示され、天皇皇后両陛下のご活動を紹介する映像が放映されました。

また、日本食紹介として天ぷら,寿司やたこ焼き、日本酒,日本製ワイン,日本産酒類や日本銘柄のビールが提供されました。会場には、ダイキンによる空気清浄機やJR東海による新幹線模型の展示,またアサヒビール,Lion(キリンビール)や伊藤園のお茶等の産品を展示し、出席者の方々からのご好評をいただきました。また、国際観光振興機構(JNTO)や姉妹都市(兵庫県神戸市(ブリスベン市との姉妹都市),山口県周南市(タウンズビル),埼玉県(クイーンズランド州))の展示では,日本への観光気分をお届けできました。
 

「現代・木彫・根付 」海外巡回展のオープニング





2月11日(木)、田中総領事夫妻及び早川領事はカラウンドラ地域美術館にて開催される「現代・木彫・根付 」海外巡回展の開会レセプションに開催しました。 この美しく繊細に制作された根付は、国際交流基金の巡回展として世界各国を巡回しています。この度、共催機関としてクイーンズランド州の皆様にもご紹介できることも大変喜ばしく思います。同じく共催の同美術館館長のジョー・ジューク氏はじめカラウンドラ地域美術館の皆様に感謝の意を表します。
 

田中総領事のネラング・メンズ・シェッド訪問




令和3年2月3日(水)、田中総領事はネラング(ゴールドコースト市)にあるメンズ・シェッド(「男の隠れ家」)協会支部を訪問し、レン・トンプソン氏、ポール・ラネン氏ほかメンバーから、同協会の活動についての説明を受けました。「メンズ・シェッド」の概念は、退職した男性たちがお互いに支援でき、「メイトシップ」(連帯と共感)が味わえる環境を育つ狙いに基づいてオーストラリアに発祥し、近年、世界中に広がり始めています。

田中総領事はメンズ・シェッド・ネラング支部の木工場や金属作業場を視察し、また、メンバーが作成した盆栽・鉢や手作り木工品を見学する機会を得ました。日本は高齢化社会であり、このような活動は日本の高齢者コミュニティーにとっても興味深いものと思われます。ご協力のおかげで、メンズ・シェッドの概念が如何に生かされるかの知識を得ることが出来、また、日豪両国はお互いに学べることが多くあることが良くわかりました。この機会を与えていただいたメンバーの皆様に感謝の意を表します。
 

令和3年 新年祝賀レセプションの開催

1月29日、総領事公邸において、新年祝賀レセプションを開催しました。レセプションには、ブリスベンやゴールドコーストのビジネス関係者、日本人会、日本文化・日本語教育等関係者などの方に出席して頂きました。今年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。